津久井在来大豆の商標登録について
津久井在来大豆のロゴマークを商標とする商標登録を津久井郡農業協同組合が中心と
なり、県内5農協(津久井郡農業協同組合・厚木市農業協同組合・秦野市農業協同組合・
さがみ農業協同組合・湘南農業協同組合)の共同出願として平成24年10月18日づけ
で出願し、平成25年5月24日に登録されました。
津久井郡農業協同組合では、今後、津久井在来大豆を使用した、つくい味噌に続く新商
品の開発に着手し、本年10月オープン予定の「ファーマーズマーケットあぐりんずつく
い」で販売する予定。
(ロゴマーク)
【参考】津久井在来大豆
≪ブランド≫
○津久井在来大豆は、さがみはら農産物ブランド協議会が「さがみはらのめぐみ」の
ブランド品として位置づけ、啓発・PR 活動を行っている。
【*「さがみはらのめぐみ」とは、相模原産農畜産物の愛称。 】
○津久井在来大豆が「かながわブランド」として認定(平成22年1月) 。
≪大豆の特徴≫
○大粒で甘みがあり、深いコクがあるのが特徴。
≪平成24年産≫
○栽培面積は、約9ヘクタール。
○生産者は18名
○生産量は約18トン。 (10アール当たり約200㎏)
≪主な販路など≫
○各生産者で直売所や市民朝市で消費者に直接販売。
○直売や加工業者との契約が9割、残り1割は農協へ出荷。
【お問い合せ】
相模原市環境経済局経済部農政課
042-769-8239(直通) 内線 2736
平成25 年6 月 13 日 相 模 原 市 発 表 資 料
昭和53年より始まった「水田利用再編対策」により転作奨励作物として麦・大豆・飼料が 採り上げられる中、相模湖町千木良(現在の緑区千木良)地域から収集した大豆の 系統は 津久井郡(現在の緑区津久井地域)内でほぼ同一で比較的均一と思われたので、「津久井在 来」と呼び品種特性や栽培適正等の試験が開始された。
昭和57年3月に4年間の試験結果が取りまとめられたが、種子生産や事務の問題から普及 されることはなかった。
平成10年以降、遺伝子組み換えや郷土食回帰等から再び大豆が脚光を帯び、種子の供給が 問題となったが、平成12年から津久井地域農業経営士会が中心となって市民参加の大豆栽 培体験等の活動を行い広く県内へ普及した。
近年、県内各所の津久井在来大豆生産者から色々なタイプの「津久井在来」が生産されて いることから「津久井在来」の更なる普及において、品質の統一化・「津久井在来」である ことの証明等の課題が浮上してきた。
上記課題について、「津久井在来」の種苗法における品種登録を検討したが、在来種である ことから登録要件を満たしていないことにより断念するも、解決策として津久井在来大豆 産地標準系統種子の選定及び「津久井在来」の商標登録について検討を始めた。
産地標準系統種子の選定にあたっては神奈川県農業技術センターの協力のもと県内 3ヶ所
(相模原市(旧津久井郡)平塚市・秦野市の生産者より種子を集めた比較試験を行った。 その結果、相模原市(旧津久井郡)の系統は他と比較し、子実や草丈、成熟期などの特性 が過去に報告されている「津久井在来」の特性にほとんど一致しているという結果が得ら れた。また、DNA解析の結果からもその形質が遺伝的に安定していることが確認された。 これらの試験結果に基づき相模原市(旧津久井郡)で生産されている系統が「津久井在来」 の標準系統として選定され、産地標準系統種子の採取圃を緑区根小屋に設置した。翌年に は生産リスクの分散を図るため緑区長竹、緑区鳥屋、緑区城山と採取圃を 4 カ所とし産地 標準系統種子の普及につとめている。
一方、「津久井在来」の商標登録については津久井在来大豆振興連絡会にて弁理士等を招き 検討会を重ねた結果、JA津久井郡・JAあつぎ・JAはだの・JAさがみ・JA湘南の 県下5JAによる共同出願で商標登録申請を行うこととした。
共同出願に際し、発祥の地であるJA津久井郡が中心となり 出願内容等を5JA及び県地 域農政推進第1・2課・相模原市農政課を交え検討会を実施し、平成23年10月に特許 庁へ出願した。しかし津久井在来を標準文字で示しただけでは他のものとの識別が出来な いことから拒絶される。拒絶内容を踏まえ再検討した結果、リーフレットで使用している ロゴマークを商標とし平成24年10月に再度商標登録出願を行い平成25年5月24日 付商標権設定登録が完了いたしました。
商標の取扱い方法については今後検討してまいります。
また、JA津久井郡では現在取り扱っている津久井在来大豆を使用したつくい味噌に続く 新商品として、煎餅・津久井在来大豆豆腐の開発に着手しております。本年10月OPEN 予定のファーマーズマーケットあぐりんずつくいにて販売予定です。